コラム
日本の60歳の人では平均何本の歯が残っているでしょうか?
歯は全部そろっていたら32本です。
そのうち4本は親知らずなので、それを除けば28本です。
日本人は高齢になるとどんどん歯が抜けるというイメージがありますが、
45歳ぐらいまではほとんど歯を失うことはありません。
皆さんは、現在何本の歯がありますか?
厚生労働省と日本歯科医師会では、
80歳で20本以上歯を保つ「8020運動」を推進しています。
いつまでも食事を楽しめるようにするというだけではなく、
最近では、歯の状態と全身の状態には大きな関係があることが分かってきているからです。
適切な治療を受けていなかったり、入れ歯を使用していない人は
歯が20本以上残っている人と比べて
認知症の発症リスクは1.9倍、転倒リスクは2.5倍、要介護認定を受けやすい確率は1.2倍になると言われています。
口の中の状態が全身の状態に大きくかかわっていることがわかります。
これは裏を返すと、歯を残すように努力をすれば認知症や要介護状態になりにくいと言えます。
つまり、年を取っても元気でいるためにはお口の中の健康が欠かせない、ということになります。
では、ここで問題です。
現在60~64歳の人のお口の中の歯は、
全国平均で約何本ぐらい残っているでしょうか?
①19本
②21本
③24本
④26本
当院では、ずっと20本以上の歯を残せるよう、
定期的な歯科検診やクリーニングをすすめています。
どうぞお気軽にご来院ください。
【答え】③平均約24(正確には23.9)本(男性23.7本 女性24.0本)平成28年度歯科疾患実態調査より
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