コラム
子供はなぜ野菜嫌いになりやすいのでしょうか???
カゴメ株式会社が2011年に行った調査では、
全国の子供の6割に野菜嫌いがあることが分かったそうです。
そう、子供にとって野菜は食べにくい食べ物です。
それは野菜の性質に、子供の好きな要素が少ないためです。
幼児期の嗜好は、甘味やうまみ、口当たりのなめらかなものを好みます。
野菜は甘味がほどんどなく、少し苦い食べ物ですよね。
加えて肉や魚と違って、うま味が少なく、繊維が多くて硬いので、口の中でモソモソすることが多いのです。
特に、一番奥の第二乳臼歯が生えていない2~3才の子供は、
レタスやホウレンソウなど、うまくかみ切れずに食べられないことも多いです。
このようにうまく食べられないことを、
親が「嫌い」だから食べないと思い込んで食卓に出さなかったりすると
食べる経験が積まれず、本当に嫌いになってしまう可能性もあります。
野菜料理の場合は、少し軟らかめにゆでたり、煮たりして、
野菜の甘味を引き出したり、
和風の煮物のように甘味を加えた味付けにする工夫が大切です。
また生野菜サラダは食べにくいので
子供の嫌いな酸味をなるべく減らし、
食べやすく切ったり、茹でてやわらかくします。
また胡麻和えなどにしても食べやすくなります。
子供を野菜好きにするには「子供用の工夫」が必要ですね。
★戸畑なかしま歯科
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