コラム
口臭予防にミントを使うとき・・・
年末年始、人と接する機会が増える時期です。
口臭を気にして、とりあえずガムやタブレットを噛んでおこうという人も
多いのではないでしょうか。
実は口臭は朝起きた時や、ニンニク料理や飲酒後などは、
多かれ少なかれ誰でも発生します。
これは一時的なもので問題ありません。
それは飲食物の臭いなどは時間がたつとなくなるからです。
問題なのは歯周病が原因の病的な口臭です。
歯周病菌は、タンパク質を分解する酵素をもっており、
その酵素がさかんにタンパク質を分解して、
揮発性ガスを発生させ、これが口臭になります。
この揮発性ガスには代表的なものに、
プラーク由来の硫化水素や、
歯周病のメチルメルカプタンがあります。
ちなみに、これらのガスには強烈な悪臭があります。
(例えるなら、硫化水素は卵が腐ったような臭い、
メチルメルカプタンは玉ねぎや魚が腐ったような臭いです。)
病的な口臭はこれらが混合したものなので、
この臭いにミントの香りを加えたら・・・・
やはり臭いのもとを断つには、
歯科医院でのメインテナンスや歯周病の治療が大切です。
気になる方は歯科検診を一度受けてみられてはいかかでしょうか。
★戸畑なかしま歯科
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