コラム
北九州市の1歳半・3歳の歯科健診(無料)受診のすすめ
北九州市は年2回、市内の小学2、3年生の希望者にフッ化物を歯面に塗る「フッ化物塗布」を行っています。
今年も10月、当院は担当の小学校で、多くの子供たちにフッ化物塗布を行ってきました。
毎年報道がありますが、北九州市は、虫歯のない子どもの割合が、全国の政令指定都市の中で最も低いそうです。
小中学生の半数近くに虫歯(治療済みを含む)があり、
虫歯保有率が全国平均を大きく上回っているとか。
全国20政令市の中で小学生は5年連続、中学生は3年連続ワーストと深刻な状況です。
10代でひどい虫歯にならないような口の中の管理がされていれば、
成人したのちも生涯虫歯になる確率が低くなります。
ですから子供の頃から、歯の健康を保つ意識や習慣を持つことが大切です。
まずは、北九州市の1歳6か月児、3歳児の歯科健診(無料)を受診していただきたいと思います。
無料で健診してフッ化物塗布もしてもらえますので、お子様の歯科保健のために、是非ご利用下さい。
この健診は北九州市との委託事業です。
当院でも可能ですし、もよりの歯科医院を以下より検索してください。
【検索はこちら→→→】会員歯科医院案内 | 戸畑歯科医師会 (coocan.jp)
人間の永久歯の本数は28本で、親知らずを加えると32本あります。
歯の本数が減っていくと、食べられるものの種類も減っていきます。
およそ20本以上の歯があればほとんどの食品を食べることができますが、
それを下回るとフランスパンやたくあんなど、かたい食べ物を食べることが難しくなります。
そして歯が5本以下にまで減少すると、バナナやうどんなどやわらかいものしか食べられなくなってしまいます。
出典:『老人保健法に基づく歯の健康教育、歯の健康相談の担当者となったら』榊原悠紀田郎編集より((株)ヒョーロン・パブリッシャーズ)
何でも噛めることが、美味しく食事を取ることの基本となり、
それが健康的な生活にもつながります。
健康的な生活を送るためにも、子供の頃から歯を大事にしましょう。
戸畑なかしま歯科
TEL:093-616-0418
北九州市戸畑区千防2-10-6
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