コラム
ストレスで「歯ぎしり」「お口が乾く」の対処法
今日は、ストレスで起きる「歯ぎしり」「お口が乾く」ことが
歯に与えてしまう影響と、これを防ぐ方法についてお話しします。
朝起きた時に顎が疲れている、話すときに口が乾いたり、飲み込みにくかったり。。。
お困りの方は、お気軽に戸畑なかしま歯科までご相談ください♪
①「歯ぎしりや」「食いしばり」には、「マウスピース」「顔まわりのストレッチ」
ストレスがかかっているお仕事中や、身体に力が入ったりしている時、
また寝ている間無意識のうちに、歯ぎしりや食いしばっていることがあります。
この時、歯や顎にかかる力は体重の約2倍~5倍とも。
体重の2倍ということは、60㎏人だと120㎏の力がかかっていることになります。
これが続くと・・・?
歯のすり減り(咬耗)
歯の根元が削れて知覚過敏を起こす
歯や被せ物が割れる、詰め物が取れやすい
歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けて、歯周病になりやすくなる
神経を取った歯の根の先が炎症を起こす(歯根膜炎)
顎関節症
肩こり・頭痛など
様々な不調につながります。
起きている間は、自分が歯を食いしばっていないか意識しましょう。
もし力が入っているようなら、顎の力を抜くために、少し口を開けたり、首や肩のストレッチが効果的。
当院では、寝ている間やお仕事中の「歯ぎしり」対処療法として、
歯の負担を減らすために、マウスピースをおススメさせていただいています。
②ストレスで「お口が乾く時」は、唾液腺マッサージやブクブクうがいを!
唾液には口の中を潤すだけでなく、「歯を守る万能薬」と言われています。
歯周病菌や虫歯菌を殺菌して、歯周病、虫歯、口臭の発生を防ぐ
食後に酸性になった口の中を中和して虫歯を防ぐ
食べ物を食べやすく、飲み込みやすくする
歯の表面の再石灰化を促す
口を動かしやすくする
食べ物の味を感じやすくする
IgAという強力な殺菌作用が細菌の増殖を防ぐ(免疫力UP)
ですから分泌量が低下すると・・・?
虫歯が増える
歯周病が進行しやすくなる
口臭が強くなる
口内炎ができやすくなる
ストレスが溜まった状態だと、身体が常に緊張状態になってしまうため、唾液が少なくなります。
つまり「お口が乾く」は、ストレスサインの1つとも言える、ということですね。
そんな時は、唾液腺マッサージやブクブクうがいがおススメです。
唾液腺マッサージは、その名の通り、顔の3ケ所の唾液腺をやさしくマッサージする方法です。
即効性があり、すぐにじわっと唾液が出てくるのがわかると思います。
当院では定期健診の時などに、マッサージの仕方をお伝えしています♪
お知りになりたい方はスタッフまでお気軽にお尋ねください!
ブクブクうがいは、トイレに立った時やスキマ時間におススメ。
実践してみるとわかりますが、口の周りの筋肉を使うので、唾液腺も刺激します。
口の中の雑菌も減ってキレイ! 唾液が増える! 目が覚める! なんてすばらしい♪
長引くコロナ生活。ストレスを感じられている方が多くなっているようです。
ご自分で対処されていても、
「歯が痛い」
「歯茎が腫れている」
「顎が痛い」
「口の中が乾く」
「口内炎が治らない」
「口の中がネバネバする」
など、症状が変わらず、心配な時は「戸畑なかしま歯科」へ早めにご相談下さい。
戸畑なかしま歯科
TEL:093-616-0418
北九州市戸畑区千防2丁目10-6
※お気軽にお問い合わせください。
※予約を変更する場合は、お早めのご連絡をお願いいたします。
※当院よりご予約など確認の電話・SMSをお送りすることがございます。