コラム
インプラントはメンテナンスが大切です。
天然の歯と変わらない自然な使い心地が魅力のインプラント。
見た目も美しく、食事もストレスフリー。
しかし、インプラントは一度セットしてしまえば、
もう「むし歯」や「歯周病」にかからない???
そんな風に思っていらっしゃる方が多いようです。
実は、インプラントはチタン製のボルトを使っているため、「むし歯」になることはありません。
が、その代わり、人工物であるため天然の歯よりも細菌の影響を非常に受けやすいという側面を持っています。
つまり、インプラントであろうとメンテナンスが不十分な場合は、
「インプラント周囲炎」という病気にになってしまう事があると言うこと。
日頃のご自身でのケアや、歯医者さんで定期的にクリーニングをしてもらうなど、
決まったメンテナンスをしっかりとしていれば、
インプラント周囲炎にはかかりにくく、
かかっても初期のうちに対処が可能となります。
魅力的なインプラントは、メンテナンスが必須!
メンテナンスを怠ると、最悪脱落してしまうこともある程です。
せっかく手に入れたインプラント、できれば長く使いたいですよね。
そのため、インプラントはセットしたら終わりではなく、継続的な管理が非常に大切です。
当院でインプラントをされた方はもちろん、
他院でインプラントをされた方も、
インプラントのメンテナンスのこと、どうぞ当院にお任せください。
★戸畑なかしま歯科
お口のこと、なんでもお気軽にお問い合わせください。
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TEL:093-616-0418
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※インプラント周囲炎とは
インプラント周囲炎は、まずボルト部に細菌が感染することで症状が始まります。
天然歯の歯周病のように歯茎の腫れや出血・口臭などの症状が出ることもありますが、
これは後期の症状で、初期はボルト周囲に細菌が繁殖し、まわりの骨を溶かして行きます。
進行が中等度になると、インプラント周囲の歯茎に腫れや炎症などが起こり始めます。
この頃になってやっと自覚症状が出始めるため異常に気が付くことができますが、
既にインプラント周囲の骨の状態は吸収が進行してしまっている事が多いです。
さらに重度になってくると、症状はより悪化し治療も困難になっていきます。