コラム
「フッ化物洗口」1年生の練習に小学校に行ってきました!
戸畑区のあやめが丘小学校では、令和5年1月より「フッ化物洗口」が希望者を対象に始まるため、現在、「フッ化物洗口」の学習やうがいの練習(水道水使用)が進められています。
当院は戸畑区のあやめが丘小学校の学校歯科医を担当していますので、このたび、1年生を対象にした「フッ化物洗口」の学習のお手伝いに小学校に伺いました。この学習の最後には1年生からは「歯」「フッ素」「むし歯」について、たくさんの質問もいただき、子どもたちに歯の大切さについてお伝えすることができました。
さて「フッ化物洗口」とは、馴染みのない方もいらっしゃると思いますが、フッ化物洗口液でうがいをする方法です。
小学校では、希望者を対象にフッ化物洗口液で1分間のぶくぶくうがいをします。
フッ素入りの歯磨き粉を使っている方も多いと思いますが、フッ化物洗口液は歯ブラシではどうしても届かない場所に洗口液のフッ素が届きやすいです。また、洗口後はうがいをする必要がないため、フッ素がとどまりやすくなります。
集団的な利用法としてのフッ化物洗口は、公衆衛生的に優れた虫歯予防法として、厚生労働省も推奨しており、健康教育の一環として学校で行うと継続しやすく、より高い効果が望めます。
毎年報道がありますが、北九州市は、虫歯のない子どもの割合が、全国の政令指定都市の中で最も低いそうです。
小中学生の半数近くに虫歯(治療済みを含む)があり、虫歯保有率が全国平均を大きく上回っているとか。
全国20政令市の中で小学生は5年連続、中学生は3年連続ワーストと深刻な状況です。
10代でひどい虫歯にならないような口の中の管理がされていれば、成人したのちも生涯虫歯になる確率が低くなります。
ですから子供の頃から、歯の健康を保つ意識や習慣を持つことが大切です。
現在、この学童期の虫歯予防のための「フッ化物洗口」は、福岡県歯科医師会および北九州市の5郡市区歯科医師会、そして北九州市歯科医師会、さらに福岡県学校歯科医会が北九州市教育委員会と連携して進められています。
令和5年度からは、北九州市内の全小学校128校において「フッ化物洗口」を実施する予定であり、今後の北九州市の学童期の虫歯の罹患率の減少が期待されています。
🦷歯を大切に🦷
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