
コラム
歯周病のさまざまな治療法を徹底解説!自費診療と保険診療の違いとは?

歯周病を治療する際には、基本治療から外科治療まで、さまざまな方法があります。
歯周病の進行状態によって治療法は異なるため、治療を始める前に理解しておくことが大切です。
今回は、歯周病の治療法や、保険診療と自費診療の違いについてお話しします。
歯周病治療の前に行う検査とは
まずは、歯周病の進行度を調べるために動揺度検査を行います。
動揺度検査は、以下の4段階で確認します。
M0:問題無し
M1:前後に少し歯が動く
M2:前後・左右に歯が動く
M3:前後・左右・上下に歯が動く
数字が大きくなるほど、歯周病が進行している状態を意味します。
また、動揺度検査とあわせて、レントゲン検査を行うのが一般的です。
レントゲン撮影をすることで、顎の骨の状態を確認することができます。
検査によって歯周病が確認された場合は、歯周基本治療へ移行します。
歯周病の基本治療について
歯周病の基本治療では、スケーリングと呼ばれる機器を使用して、歯垢や歯石を除去します。
さらに、歯がぐらついている箇所の噛み合わせを調整することもあります。
必要に応じて、抗生物質を使用するケースもあります。
また、詰め物や被せ物が合っていない場合は修正を行い、汚れが溜まりやすい状態を改善します。
基本治療で状態が落ち着いた場合は、定期検診を受けながら経過観察を行います。
中等度以上の歯周病で行う外科治療
歯周病が進行している場合は、外科治療を行うケースがあります。
外科治療には、以下のような方法があります。
- 歯周組織再生療法
- 歯周外科治療
- 口腔機能回復治療
歯周組織再生療法とは
歯周組織再生療法とは、失われた歯周組織の回復を目的として行う治療法です。
薬剤を使用して、歯を支える組織の再生を促します。
代表的な治療法には、エムドゲイン法やGTR法などがあります。
歯周外科治療とは
歯周外科治療では、歯ぐきを一時的に開き、歯根面に付着している歯石やプラークを除去します。
歯周ポケットの奥深くにある汚れを取り除く際に行うことがあります。
口腔機能回復治療とは
口腔機能回復治療では、ぐらついている歯を固定したり、入れ歯やインプラントなどを使用して噛む機能の回復を目指します。
お口の状態に合わせて、治療方法を選択します。
歯周病は治療後のメンテナンスも重要
歯周病は、治療後のセルフケアやメンテナンスが十分に行えていない場合、再発することがあります。
そのため、治療後も定期的にクリーニングを受けることが大切です。
通常のメンテナンスは3ヵ月に1回程度が目安とされています。
ただし、セルフケアが難しい場合は、より短い間隔で通院するケースもあります。
歯周病治療の費用や期間について
歯周病の治療費は、症状や治療内容によって異なります。
軽度の歯周病を保険診療で治療する場合は、比較的費用を抑えられるケースがあります。
一方で、歯周組織再生療法などの自費診療を選択した場合は、治療費が高額になることもあります。
また、歯肉炎であれば数週間程度で治療を終えるケースもありますが、重度の歯周病では長期間の治療が必要になることもあります。
歯周病予防には毎日のセルフケアが大切
歯周病治療で大切なのは、毎日のオーラルケアを継続することです。
歯磨きやセルフケアを見直すことで、歯ぐきの腫れが改善するケースもあります。
また、歯肉炎の段階であれば、保険診療で対応できるケースも多く、体への負担を抑えながら治療を進めやすくなります。
歯のクリーニングや歯石除去を定期的に行うことで、歯肉炎が歯周病へ進行するのを防ぎやすくなります。
歯周病は早めの相談が大切です
歯周病を患った多くの方は、抜歯の必要性について説明を受けた際に、歯周病の進行に気づくケースがあります。
しかし、重度の歯周病と言われた場合でも、治療方法について相談しながら進めることが大切です。
北九州市戸畑区の戸畑なかしま歯科では、歯周病治療からメンテナンスまで幅広く対応しております。
歯ぐきの腫れや出血、歯のぐらつきなどが気になる方は、お気軽にご相談ください。




