
コラム
小児歯科と一般歯科の違いをわかりやすく紹介!治療内容や設備の違いとは?
お子様がいるご家庭では「何歳までが小児歯科で、何歳からが一般歯科?」と疑問に感じている場合もあるでしょう。
むし歯を治療する点において、小児歯科と一般歯科の内容は大きく変わりはありません。しかし、小児歯科と一般歯科では目的が異なります。小児歯科は、むし歯にかかりやすい乳歯を守り、天然歯を長く使えるよう歯の健やかな成長をサポートすることが目的になります。
今回は、小児歯科と一般歯科の違いや対象年齢などについてわかりやすくお話します。
そもそも小児歯科とは?
小児歯科とは、お子様の歯を専門に治療する診療科です。予防治療が充実していることが小児歯科の特徴であり、むし歯治療の他にもシーラントやフッ素塗布、歯磨き指導などを行っています。また、健康的な歯が育つスペースが確保できるよう、歯やあごが正しく成長しているかを確認します。
小児歯科に年齢制限は設けられていませんが、1歳半~15歳頃までと言われています。歯科医院によっては、生後6~8ヵ月の乳歯が生える時期から受診可能な場合もあります。お子様の大切な歯を早期から守りたいと考える場合は、歯科医院への受診を検討しましょう。
一般歯科は16歳以上の方が一般的には受診し、むし歯治療や予防歯科、矯正治療などを行います。一般歯科に関しても、年齢制限は厳密には設けられていません。
対象年齢に関しては、「永久歯が全て生え変わったら一般歯科を受診する」といった区切りで考えると良いでしょう。歯科医院によっては、一般歯科でお子様を治療しているケースもあるため、気になる場合は問い合わせることをおすすめします。
また、小児歯科はお子様がくつろいで過ごせるキッズスペースや設備が充実しています。小児歯科を専門にしている歯科医院の場合は、待合室全体がカラフルな色味になっていたりお子様が遊べる遊具が設置してあったりします。
歯医者が苦手なお子様をお持ちの保護者が確認すべきこと
「歯医者は嫌い」「歯医者は怖いから行きたくない」と訴えるお子様の場合は、内装や設備がお子様向けの歯科医院を選ぶと良いでしょう。それに対し、一般歯科専門の歯科医院は、シンプルで清潔感のある待合室となっている傾向があります。お子様が一般歯科のような待合室では、緊張してしまう可能性もあります。
お子様が通院しやすい歯科医院であるか気になる場合は、公式サイトなどで待合室やキッズスペース、診察室などの様子をチェックしておくと良いでしょう。歯科医院へ足を運ぶことを渋っているお子様の場合は、これから足を運ぶ歯科医院の公式サイトを一緒に見て「こんな遊具があるね」「可愛い待合室だね」など、お子様にも雰囲気を確認してもらうことをおすすめします。
歯科医院によっては、アニメを流せるテレビモニターが用意されている診察台もあります。緊張しやすいお子様の場合は、そういった設備がある歯科医院を選択しても良いでしょう。
また、小児歯科では、「子育て経験者」の歯科医師が紹介されている場合もあります。お子様との接し方を熟知している子育て経験のある歯科医師は、無理に治療を進めるようなことは無いでしょう。お子様の性格やペースを踏まえたうえで、段階を踏んで治療を進めてくれることがメリットです。
小児歯科によっては、むし歯治療を始める前に、お口のなかに水をかけたり風をかけたりするトレーニングからスタートする歯科医院もあります。お口の中を触ることに慣れてから治療を開始する歯科医院なら、お子様も治療に慣れやすいでしょう。
一般歯科ではそのようなむし歯治療のトレーニングはありませんが、治療中に不意に動き出したりする可能性がある方は、障害者歯科を利用することも可能です。障害者歯科の場合は、安定剤を投与して患者様にリラックスして頂きながら治療を受けて頂くことが特徴です。
年代や目的などに合わせて、受診しやすい歯科医院を選んでみましょう。
北九州市戸畑区の戸畑なかしま歯科
当院は、3世代で安心して通って頂ける歯科クリニックです。確かな知識と技術力で質の高い歯科治療を行うことで、長きに渡って地元の方から「ホームドクター」としてご支持を頂いております。1本でも多く患者様の健康な歯を守るために、当院では「予防歯科」に注力しています。
むし歯や歯周病治療だけではなく、矯正や審美治療など幅広い歯科治療に対応しております。患者様の痛みや負担を抑えるために、最新の医療設備を整えています。歯の症状でお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
住所:〒804-0081 福岡県北九州市戸畑区千防2丁目10-6
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